業務案内 / Duties Guidance

出産するとき・育児休業を取るとき

従業員が出産や育児休業を取るとき、出産に対する給付として「出産育児一時金」「出産手当金」が、育児休業に対する給付として「育児休業基本給付金」が支給されます。
 
 
.出産育児一時金
 健康保険の加入者(被保険者・被扶養者)が出産したときに支給されます。妊娠85日以後の出産、死産、人工妊娠中絶
 の場合に支給の対象になります。
 
 1.支給額
  一児につき、420,000(妊娠22週未満の出産の場合は390,000円)
 
 2.手続き方法
 
  1 直接支払制度とは・・・
     協会けんぽまたは健康保険組合が直接、出産した医療機関に対して出産育児一時金を支払う制度です。
     これにより、医療機関等の窓口で支払う出産費用は出産育児一時金を上回った額のみとなり、あらかじめ多額の
     出産費用を用意しなくて済みます。
  ※2 出産育児一時金の申請書 【申請書・記入例】
 
 
2.出産手当金
 被保険者が出産のため、仕事を休み、給与を受けられないときに、健康保険から支給されます。
 
 1.支給期間
  98日間(産前42日+産後56日)
  ◆多胎妊娠は154日間(産前98日+産後56日)
  ◆出産日が予定より遅れた場合はその日数を産前に加算
   ※産前42日より前に、早産のおそれがある等の理由で労務不能になった場合は、「傷病手当金」が支給される
    ことがあります。
 
 2支給額
  標準報酬日額(※1)の3分の2に相当する額です。
  1 標準報酬日額とは・・・標準報酬月額 ÷ 30 10円未満四捨五入)
 
 3手続き方法
  出産手当金請求書 【申請書・記入例】に、事業主の証明、意思の意見を受け、協会けんぽまたは健康保険組合に
  提出してください。
  ※添付書類
   初回請求の場合は、請求期間および請求期間前(通常の賃金支払額が確認できるもの)1ヶ月の出勤簿(タイム
   カード)と賃金台帳の写しを必ず添付してください。
 
  (例)415日に出産をした場合・・・産前産後休暇3/56/10
     23456月分の出勤簿と賃金台帳の写しが必要です。
     1ヶ月とは、給与の締日の翌日から次の給与締日までの期間です。
 
 
育児休業基本給付金
 被保険者が育児休業のため仕事を休み、給与を受けられないときに、雇用保険から支給されます。
 
 1.対象者
  1歳(16か月(※1))に満たない子を養育するために育児休業を取得した方で、
  
育児休業開始日前2年間に、賃金支払基礎日数が11日以上ある月が12ヶ月以上ある方が対象になります。
  1 保育所に預けることができない等やむを得ない事情がある場合は、16か月に達する日前まで延長することができます。

  ◆支給対象者は男女を問いません。
  ◆育児休業を開始する時点で、育児休業終了後に離職することが予定されている方は支給対象とはなりません。
 
 2.支給期間
  育児休業開始日(出産日の翌日から57日目)から、子の1歳の誕生日の前々日までです。
  (男性の従業員が支給を受ける場合の開始日は、出産日の翌日からとなります。)
  (例)出産日4/15、育児休業開始日6/11
 
 
 3.支給額
  支給単位期間ごとに、 休業開始時賃金日額(※1) × 支給日数 × 50
  1 育児休業を開始前(産前産後休暇開始前)6か月間の賃金を180で除した額です。
 
 4.手続き方法
  原則として、2支給単位期間ごとに請求をします。
 
  ① 初回の手続き
   雇用保険被保険者休業開始時賃金証明書」【見本・記入例】
   「育児休業給付受給資格確認票・(初回)育児休業給付金支給申請書」【見本・記入例】
   【添付書類】
   ・母子健康手帳の出生届証明ページの写し
   ・振込希望銀行口座の通帳の写し
   ・支給単位期間の賃金台帳及び出勤簿
 
  ② 2回目以降の手続き
   育児休業給付金支給申請書」【見本・記入例】
   【添付書類】
   ・支給単位期間の賃金台帳及び出勤簿
 
 5.提出期限
  支給単位期間の開始日から4か月を経過する日の属する月の末日まで
  (例)支給単位期間の開始日が5/20の場合、4か月を経過する日は9/19なので、提出期限は930日までとなり
     ます。
 
 6.提出先
  事業所を管轄する公共職業安定所
 
 
育児休業期間中の保険料免除
育児休業期間中は、健康保険料と厚生年金保険料が免除されます。保険料は、被保険者負担分だけではなく、事業主負担分も免除されます。
 
 1.免除期間
  育児休業を開始した日の属する月から育児休業が終了する翌日の属する月の前月まで

  (例)育児休業開始日・・・5/15  育児休業終了日・・・2/18
    ⇒5月から翌1月まで保険料が免除になります。
 
 2.手続き方法
  健康保険・厚生年金保険育児休業保険料免除申出書【見本・記入例】を協会けんぽまたは健康保険組合へ
   提出します。

   予定より早く職場復帰する場合は「健康保険・厚生年金保険育児休業等取得者終了届」を提出します。
   予定通りに復帰する場合は、提出は不要です。