
退職金改革
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2007年から、いわゆる「団塊の世代」の定年退職が始まります。 そこで、予想されるのが退職金トラブル。 昨年より改善は見られるものの、どこの退職金積立制度(厚生年金、 税制適格年金いわゆる企業年金)も積み立て不足の問題は解消され ていません。特に企業年金は生命保険会社、信託銀行と契約し、退職 金の外部積み立てを行っていますが、予定利率と実際の運用利回り の差(逆ザヤ)はすべて会社の責任で追加負担を行わなければなり ません。 そこで考えられるのが、退職金の不払いに『退職金問題』が顕在化す ることと思われます。 |
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◎ 退職金規定変更訴訟 JAが全面敗訴(2002年6月、秋田)
98年合併発足当時の退職給与規定で、勤続20年以上で満53歳に達した時点で退職職員に、30%割り増しの退職金を支給する
旨。ところが、割増制度を継続すると退職者が相当数発生し、その支払いにより事業を圧迫するとの判断で、割増部分の減額する規定
の変更を行った。これに対し、判決は『不利益の程度が大きく、経過措置や代償措置もまったくとられていない。高度の必要性
に基づいた合理的なものとは言えず、元職員に対して効力は及ばない』と判断。これに対し、JA側は『判決内容を協議した結果、控
訴しても勝訴する可能性がないと判断し、控訴を断念』し、一審で敗訴が確定した。
今まで退職金を支払ってきた実績があるから、これからも大丈夫。本当?
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退職金には、大きく分けると 『自己都合退職金』と『会社都合退職金』の二つになります。 「大丈夫!」とおっしゃる会社で払ってきた退職金はどちらでしょうか? 通常、中小企業の人員募集は、多くは欠員募集。 つまり、中途採用、中途退社がその中心です。 したがって、今までは支払ってきた多くは、退職金を大幅に減額するための 係数を乗じた『自己都合退職金』のはずです。 今後も若年世代の早期退職(つまり自己都合退職)の都合は変わらない と思われますが、現に在籍している50歳代(あるいは40歳代)の従業員が 自己都合で定年前に退職することが予想できるでしょうか? 大げさに言えば、中小企業は、これから初めてこの退職金問題に本格的に 直面することになるのです。 |

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